人類学の書籍紹介

人類学の文献を(読んだものは)コメント付きで紹介します

分野

篠原徹 2019 『ほろ酔いの村』

篠原徹 2019 『ほろ酔いの村 ――超過密社会の不平等と平等』 京都大学学術出版会 ほろ酔いの村: 超過密社会の不平等と平等 作者: 篠原徹 出版社/メーカー: 京都大学学術出版会 発売日: 2019/03/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 目次 はじめに…

高木仁 2019 『人とウミガメの民族誌』

高木仁 2019 『人とウミガメの民族誌 ――ニカラグア先住民の商業的ウミガメ漁』 明石書店 人とウミガメの民族誌――ニカラグア先住民の商業的ウミガメ漁 作者: 高木仁 出版社/メーカー: 明石書店 発売日: 2019/02/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見…

中屋敷千尋 2019 『つながりを生きる ――北インド・チベット系社会における家族・親族・隣人の民族誌』

中屋敷千尋 2019 『つながりを生きる ――北インド・チベット系社会における家族・親族・隣人の民族誌』 つながりを生きる―北インド・チベット系社会における家族・親族・隣人の 作者: 中屋敷千尋 出版社/メーカー: 風響社 発売日: 2019/04/01 メディア: 単行…

澤井充生 2019 『現代中国における「イスラーム復興」の民族誌』

澤井充生 2019 『現代中国における「イスラーム復興」の民族誌 ――変貌するジャマーアの伝統秩序と民族自治』明石書店 現代中国における「イスラーム復興」の民族誌――変貌するジャマーアの伝統秩序と民族自治 作者: 澤井充生 出版社/メーカー: 明石書店 発売…

尾崎孝宏 2019 『現代モンゴルの牧畜戦略 ――体制変動と自然災害の比較民族誌』

尾崎 孝宏 2019 『現代モンゴルの牧畜戦略 ――体制変動と自然災害の比較民族誌』 風響社 現代モンゴルの牧畜戦略―体制変動と自然災害の比較民族誌 作者: 尾崎孝宏 出版社/メーカー: 風響社 発売日: 2019/04/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る …

砂野唯 2019 『酒を食べる ――エチオピアのデラシャを事例として』

砂野唯 2019 『酒を食べる ――エチオピアのデラシャを事例として』 昭和堂 目次 序 章 食べ物である酒との出会い 第1章 食べる酒パルショータのつくり方 第2章 酒を主食にする食文化 第3章 パルショータの栄養価 第4章 デラシェ地域の農業 第5章 モロコシを保…

中空萌 2019 『知的所有権の人類学 ――現代インドの生物資源をめぐる科学と在来知』

中空萌 2019 『知的所有権の人類学 ――現代インドの生物資源をめぐる科学と在来知』 世界思想社 目次 序章「誰かのもの」としての知識 第Ⅰ部 知識が誰かのものになるとき 第1章 所有主体の生成をめぐる民族誌 第2章 在来知と知的所有権のフィールドワーク――翻…

木村大治 『見知らぬものと出会う ――ファースト・コンタクトの相互行為論』

木村大治 2018 『見知らぬものと出会う ――ファースト・コンタクトの相互行為論』 東京大学出版会 目次 プロローグ 宇宙・人 I 想像できないことを想像する 第1章 宇宙人という表象 第2章 投射――想像できないことを想像するやり方 第一の幕間 双対図式――投射…

高田明 『相互行為の人類学』

高田明 2019 『相互行為の人類学 ――「心」と「文化」が出会う場所』 新曜社 目次 はしがき 第1章 相互行為の人類学への招待 第2章 理論と方法 第3章 社会的認知 第4章 他者理解 第5章 発達と社会化 第6章 言語とコミュニケーション 第7章 感情 第8章 結論に…

関谷雄一・高倉浩樹(編) 『震災復興の公共人類学』

関谷雄一・高倉浩樹(編) 2019 『震災復興の公共人類学 ――福島原発事故被災者と津波被災者との協働』 東京大学出版会 目次 序 論 災害に抗する公共人類学への誘い(関谷雄一) I 震災復興の映像アーカイブ化 第1章 灰色地帯を生き抜けること――「つくば映像ア…

樫永真佐夫 『殴り合いの文化史』

樫永真佐夫 2019 『殴り合いの文化史』 左右社 目次 序 1章 人間的な暴力 2章 理性の暴力 3章 殴り合うカラダ 4章 拳のシンボリズム 5章 殴り合いのゲーム化 6章 「殴り合い」は海を越えて 7章 一発逆転の拳 8章 名誉と不名誉 9章 殴り合いの快楽 10章 女性…

レヴィ=ストロース 『野生の思考』

レヴィ=ストロース、クロード 1976(1962) 『野生の思考』大橋 保夫(訳)、みすず書房 目次 序第一章 具体の科学第二章 トーテム的分類の論理第三章 変換の体系第四章 トーテムとカースト第五章 範疇、元素、種、数第六章 普遍化と特殊化第七章 種としての個体…

今井一郎 『アフリカ漁民文化論』

今井一郎 2019 『アフリカ漁民文化論 ――水域環境保全の視座』春風社 目次 序章 アフリカ漁民文化の研究(中村亮・今井一郎) 第Ⅰ部 アフリカ漁民の知恵と技術第1章 アルバート湖岸に生きる漁民の知恵―逆境を制御するための実践(田原範子)第2章 ケニア共和…

川田牧人・白川千尋・関一敏(編) 『呪者の肖像 』

川田牧人・白川千尋・関一敏(編) 2019 『呪者の肖像 』 臨川書店 目次 序(川田牧人) 第Ⅰ部 呪者に会う 第1章 イカサマ呪者とホンモノの呪術―東北タイのバラモン隠者リシ(津村文彦) 第2章 鍛錬と天賦―呪者になるためのふたつの経路(川田牧人) 第3章 …

岸上 伸啓 『贈与論再考』

岸上 伸啓 2016 『贈与論再考 ――人間はなぜ他者に与えるのか』 臨川書店 目次 はじめに (岸上伸啓) 第1部 モースの「贈与論」とその後の展開 第1章 『贈与論』再考―人類社会における贈与、分配、再分配、交換(岸上伸啓) 第2部 贈与以前 第2章 贈与以前―ヒト…

箭内匡 『イメージの人類学』

箭内匡 2018 『イメージの人類学』せりか書房 目次はじめに――人類学の変貌第1章 イメージの人類学に向かって第2章 民族誌的フィールドワーク――原点としてのマリノフスキ第3章 民族誌的フィールドワーク(続)――転換期の一事例第4章 イメージ経験の多層性第5章 …